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評論・エッセイ

ひとりで撮るつもりのサーフィン映画

サーフィンの実体験を通して、サーフィン感覚の核心的な把握ができてさえいれば、相当な感銘を与えうる映画を自分一人で創ることができる。これまでに数多く創られたサーフィン映画の傑作の多くは、撮影者がたった一人で創り出したフィルムなのだ。16ミリ撮影機と三脚、各種のレンズ、そしてフィルムがあれば、それでいい。

底本:『サーフシティ・ロマンス』晶文社 一九七八年
初出:『キネマ旬報』

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