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評論・エッセイ

『すでに遥か彼方』あとがき

大抵のエッセイは、書いてくださいという依頼の電話から始まる。時間や気持ちの都合のつく限り、そしてこのぼくにでも書きうる内容である限り、書くことにしている。一週間にひとつは、エッセイを書いているだろう。忙しくて締切を忘れていた時などは、小説原稿の締切よりもはるかに気持ちの負担が重いこともしばしばある。

底本:『すでに遥か彼方かなた』角川文庫 一九八五年

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