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評論・エッセイ

一九六〇年以後のアメリカの写真、というテーマ

一九六〇年以後のアメリカの写真にもっとも大きな影響をあたえたのは、ロバート・フランクの『アメリカ人たち』だったという。世のなかの大きな事件や出来事をほんとうに写真に撮るのは不可能なのだということがわかってしまい、それ以後のアメリカの写真は、いろんな意味でプライヴェートに、パーソナルになっていった。

底本:片岡義男エッセイ・コレクション『なぜ写真集が好きか』太田出版 一九九五年
『ブックストアで待ちあわせ』新潮社 一九八三年所収

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