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評論・エッセイ

『クレイジー』というテーマ曲

1992年アメリカ大統領選挙。民主党、共和党のどちらも支持しかねる人たちにとって、ロス・ペローは一時的にではあれ充分に情熱的になり得る対象だった。国家の運営も、政府と市民の関係も、彼にとってはビジネスのひと言で割り切ることができた。もとより、大統領の器ではなかったが、面白い存在だった。(140字)

底本:『日本語の外へ』角川文庫 二〇〇三年
『日本語の外へ』筑摩書房 一九九七年

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