ブローティガンについて僕が『ポパイ』に書いた、ふたとおりの文章
1982年6月、僕は雑誌『ポパイ』に、リチャード・ブローティガンの『東京モンタナ急行』について書いた。次の年の2月、僕は東京でブローティガンに会うことが出来た。作家というものの真髄を、ひとりの生きた実像として、目の当たりにしたという印象を僕は受けた。そしてそのことをまた『ポパイ』に書いた。
底本:片岡義男エッセイ・コレクション『本を読む人』太田出版 一九九五年
1982年6月、僕は雑誌『ポパイ』に、リチャード・ブローティガンの『東京モンタナ急行』について書いた。次の年の2月、僕は東京でブローティガンに会うことが出来た。作家というものの真髄を、ひとりの生きた実像として、目の当たりにしたという印象を僕は受けた。そしてそのことをまた『ポパイ』に書いた。
底本:片岡義男エッセイ・コレクション『本を読む人』太田出版 一九九五年