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評論・エッセイ

暗殺者のライフル

十九世紀のなかばになってもまだ、外国からさんざんに蹴散らされていたイタリアからすると一つの国として自立するためには武力的にも強くなる必要があった。ライフルで打たれる側だったイタリアが採用したライフルとはどういったものだったのか。あの暗殺にも使われたライフルが幾らだったのか、貴方には想像できただろうか。

底本:片岡義男エッセイ・コレクション『自分を語るアメリカ』太田出版 一九九五年
『アップル・サイダーと彼女』角川文庫 一九七九年所収

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