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評論・エッセイ

万年筆のインクを探す

東京を撮る 44

片岡義男が『万年筆インク紙』という本を書くにあたり、パーカーのインクについて調べた際に呼び起こされた記憶、それが、長年愛用していた、パーカーの「ウォッシャブル・ブルー」というインクでした。そして、久しぶりにそのインクを手に入れようとしたところ、日本では簡単には手に入りません。そのウォッシャブル・ブルーのインクをどうにか手に入れたところから、更に記憶が喚起され、パーカーのインクボトルにキャップの変遷に気が付き、さらに、かつて売られていたモンブランのプラスチック容器のインク探しへと繋がっていきます。

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