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評論

キャロル・ホルトグリーン

この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」
に収録されたものです。
 キャロル・ホルトグリーンはF–14という戦闘機のパイロットだった。アメリカの女性の軍人だ。航空母艦への着艦訓練をしていたとき、彼女の機体はエンジン不調におちいった。母艦のすぐそばで機体ごと海に墜落し、キャロルは命を失った。うしろの席にいた同僚は、墜落寸前にベイル・アウトして無事だった。
 このときの様子はヴィデオに撮影されていた。その映像を僕はCBSの『イーヴニング・ニュース』で見た。航空母艦の着艦デ…

底本:『日本語の外へ』角川文庫 2003年
『日本語の外へ』筑摩書房 1997年

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