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小説

魔女の森から

 怪我で自宅療養中の夫の元に帰ってきた柴崎玲子は、刺されて出血多量で倒れている夫を発見します。夫は「窓が」というような言葉を残して絶命、玲子は警察の調べを受けます。その中で聞いた夫の子供時代の怪我の話から、玲子は夫との繋がりを探して、夫の過去を知っている人たちに会います。小さな思い出によって炙り出される事件の真相。これはミステリのプロットで書かれた短編恋愛小説です。

『推理』一九七二年新年一月特別号

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