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評論・エッセイ

読んでみた。面白かった

『コーヒーとボク』(相原民人、双葉社、二〇一九)という本が友人から送られてきた。なにかに使えるでしょうか、と友人は一筆を添えていた。英語の題名もついていて、それはCoffee & Meという。
 二〇一四年に東京の吉祥寺でライトアップコーヒーという店を相原さんは開き、二〇一六年には京都に、そして二〇一七年には東京の下北沢に店を持った。京都の店は出町柳にある。河原町今出川という交差点の東側のすぐ北だ。読んでみた。面白かった。一四四ページから一四七ページにかけて描いてあるエピソードを、ぜひとも紹介しておきたい。

初出:『サンデー毎日』二〇一九年十月二十七日号(「コトバのおかしみ・コトバのかなしみ」21「言葉を尽くさないと伝わらない」)
底本:『言葉の人生』左右社 二〇二一年

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