新企画『ロンサム・カウボーイふたたび』の背景を語る

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サポータってなんだろうね……よくわからないナ。
ちょっと困ったような顔をして片岡義男さんが呟いた。その表情は明らかに何かしたいのだと語っていた。私たちはどう応えたらいいのかわからなかった。でも、サポータと一緒にやる企画がいつかやってくるだろうと思わずにはいられなかった。

この会話が契機となって、その後 “『蛇の目でお迎え』はこう作られた” が片岡義男さんによって書かれていった。取材を兼ねた打合せで、下高井戸のカフェに集まり、踏切を渡ったり、お惣菜屋を訪ねたり……作家によるメイキングに繋がっていったことはすでにご承知の方は多くいらっしゃるだろう。

蛇の目2_coverB-2-2-03◆『蛇の目でお迎え』はこう作られた
現在は一般公開されています

それからしばらく、片岡義男さんと写真家・佐藤秀明さん、それに本プロジェクト担当が集まる機会があった。その席上、佐藤秀明さんは『ロンサム・カウボーイ』ゆかりの場所を長い年月の後に再び訪れる計画を話された。話を聞いているだけでワクワクした。わいわいあって話がちょっと途切れた頃合いに、サポータから集まった支援資金はどうなっているのかと、急に話題がそっちの方向に転がった。
「みなさんからいただいた支援金は、そのままプールしてありますよ」
すかさず、意見がでた。
「それなら佐藤秀明さんのアメリカ行きを支援するのはどうか?」

IMG_6401-001 (1)◆晶文社創業55周年に復刻された

このようにして、サポータが応援する写真家・佐藤秀明さんのアメリカ行きが具体的にはじまっていった。題して『ロンサム・カウボーイふたたび』! 出発前に佐藤秀明さんをライターの北條一浩さんがインタビューした特集をぜひご覧いただきたい。
誰にだって思い出の風景がある……でもそこをふたたび訪れる機会を得ることなんて、めったにあることじゃない。その幸運をサポータのみなさんが切り拓いてくださった。これからはじまっていく現地からの第一報を片岡義男.comでは真っ先にお伝えしていきます。乞うご期待。


誰にだって思い出の風景がある。


『ロンサム・カウボーイふたたび』
特設ページはこちら


2017年10月1日 00:00