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片岡義男.com 全著作電子化計画

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東京箱入り娘(その5)|ギフト・ボックス篇

 この連載ではこれまで、片岡義男さんの小説の「閉ざされた空間」に着目して読んできました。その中で、電話ボックスやステーション・ワゴンなどの「箱」にフォーカスしましたが、今回はズバリ、「箱」とそのまま表記される場合についてみてみましょう。

「完璧」すなわち「永遠」

 当サイトに6月にアップした片岡さんのエッセイに、「森永ミルク・キャラメルの箱」というのがあります。
 長いエッセイではないので、まずはこれを読んでみてください。「森永ミルク・キャラメル」という、あのク…

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