どこにもいない私
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時間というものはない。私はどこにもいない
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14歳から15歳へ。この小説は、移り行く季節の中での、二人の少女による切実な時間論だ。
過去から現在へ伸びてくる時間に対し、彼女たちは時間が逆行すること、つまりどんどん過去へ遡り、若くなり、幼くなり、ついには「私」が消滅することを夢想する。
そしてそこに、かつての旧友の、その悲しい母親の「死」をめぐる奇妙で美しい行為が関わってくる。
時間を、死を考えることは、この不条理な生について考えることと同義である。

少女時代