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片岡義男.com 全著作電子化計画

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小説

ある日の真夜中

真夜中の続きは朝

このストーリーは、このあと、どうなるのだろう?
それを考えるのが非常に楽しい作品だ。
用心深く注意をはりめぐらし、出来事が起こらないように行動することと
およそ正反対の主人公が愛らしい。
迂闊にもほどがある、とも言えるし、無頼だとも言える。
その時その時で、彼はやりたいように振舞うのみだ。
真夜中が続けばやがて朝が来る。
どんな朝か、想像する自由は読者の手の中にある。

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