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【新作】東京を撮る64『99から甘くなる』

片岡義男は東京を撮るの連載に於いて、外国製のお菓子や文具のパッケージの写真を沢山撮っています。冒頭の写真の後に「このようなデザインでこんなふうに包装された物に、いつまでも親近感がある」と書いていますが、筆者にしても、このバオバブなどを配合することで有名なアドナのエナジーバーを買ってしまったら、多分、こんな風に並べて写真を撮りたいと思ってしまうような気がするのです。それどころか、そのために、必要ない個数を買ってしまいそうです。カカオ99%のチョコレートを普段食べている100%のものと比べるために、それでも70%まで七枚買ってしまう片岡義男に共感してしまいます。一番甘いであろう70%のチョコレートを、気に入っている銘柄のものにするのが、また味わい深いですよね。

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