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評論・エッセイ

Music Gallery 04 『南太平洋の蜜月』

アメリカのポピュラー音楽業界が、アメリカ以外の国に材料を求めた時期があった。一九五〇年代の終わりから六〇年代のなかばにかけてだ。自国内での材料が底をついた、という思いがあったからだろう。キャピトルから発売された『南太平洋の蜜月』は、キャピトルが世界じゅうで録音した数多くのLPのうちの一枚だ。

『NALU』74号 二〇一〇年一月

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