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評論・エッセイ

アメリカの街角で、広告看板や標示を勉強して歩く

現代のアメリカの街を歩いていて目に映じてくる広告看板や案内標示の数々は、それをぜんたいにひとまとめにしてとらえると、たしかにアメリカの言葉であり文化であると言える。いまのアメリカにとって全国的に通用する標準語みたいなものを、すぐ目に見えるかたちでとらえるなら、看板や標示、つまりサインの英語なのだ。

底本:片岡義男エッセイ・コレクション『自分を語るアメリカ』太田出版 一九九五年
『ブックストアで待ちあわせ』新潮文庫 一九八七年所収

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