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片岡義男.com 全著作電子化計画

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今日は口数がおおい(その7)|35冊を発売しました

 小説35冊を発売しました。厳密にいうなら小説34冊と詩集1冊です。

 双葉文庫の『少女時代』に収録されている「たしかに一度だけ咲いた」「自分のことが気になって」「どこにもいない私」の3編は特にお勧めしたいものです。14歳の少女たちが主人公のこれらの作品は1990年に発表されました。今から思えば1990年はのどかな日々だったのかもしれませんが、ここにこうして14歳の少女たちの、14歳の少女であるからこその純度の高い理論的な考察は死と時間に関してであり、それは生きていることそのものに対する考察と言うことがで…

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