本を三冊買う
本を三冊買う、という楽しみかたの方針を、現在の僕は確定されたものとして持っている。三冊だと買うときにもっとも楽しい。おそらくそのせいだと思うが、買ってからずっとあとまで、その楽しさは持続する。だから、楽しみかたの方針という言いかたを僕はしている。
本を三冊買うとは、たとえばある日の午後に街へ出て、古書店があればそこに入り、三冊の本を見つけ出してそれを買う、ということだ。古書店ではなく新刊の書店でもいいけれど、古書店のほうが楽しさにおいて比較にならない。新刊の書店に本は山のようにあるが、どの本もいま現在この瞬間という、…
底本:『ピーナツ・バターで始める朝』東京書籍 2009年
- #本
- #アメリカ
- #戦後
- #昭和
- #電話
- #午後
- #街
- #戦後日本
- #書店
- #2009年
- #ピーナツ・バターで始める朝
- #東京書籍
- #古書店
- #歴史年表
- #戦中
- #戦前
- #日常生活
- #時間
- #過去
- #エドナ・ファーバー
- #サラトガ本線
- #ハートに火をつけて
- #一般家庭
- #万次郎漂流記
- #上原敬二
- #上手な電話のかけかた
- #古書
- #古書マーケット
- #古本
- #和洋風庭園の作り方
- #子供向け
- #実用書
- #庭の科学十二ヶ月
- #庭園
- #戦後のアメリカ第一信
- #日本人の生活と庭園
- #日本児童文庫
- #日用宝典
- #日高孝次
- #木から紙になるまで
- #株価
- #株式市場
- #海の波
- #生糸
- #社会情勢
- #輸出産業
- #鈴木いづみ
- #鈴木文史朗
- #風景雑記
前の作品へ