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小説

タイプライターの追憶

現実と現実ならざるもの

この本の仕組みは「あとがき」に作家自身が書いている内容につきる。
フィクションとしての小説に1人の女性の主人公がいてその女性はフリーランスのエディターであり、彼女が作ろうとしている、受け取ろうとしている新たなフィクションこそ現実のこの『タイプライターの追憶』という小説である、というような構造だ。
現実とは何か。小説とは何か。その関係は?
エディターの彼女が経験する激しい感情の波とその後の凪の中に
その秘密を解く鍵が隠されているのかもしれない。

※作家…

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