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『自分と自分以外 戦後60年と今』インデックス

『自分と自分以外 戦後60年と今』インデックス

2025年5月30日 00:00

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『自分と自分以外 戦後60年と今』は2004年7月にNHK出版から刊行されました。

思索の羽を広げて自らの言葉で語りつくす。
アメリカ追随と評される現在の日本の外交政策のあり方、同時多発テロからイラク戦争、戦後処理へと推移するアメリカへの日本の対応などについて、日系三世の筆者が語る。片岡義男氏の体感した都市・東京の戦後50年。読む人すべての手を止め、自分の心にもあるかもしれない不安について考えさせる現代社会論。(NHK出版ホームページより)。

『自分と自分以外 戦後60年と今』目次

第I章 子供の頃のまま

その光を僕も見た

蟹に指をはさまれた

こうして覚えた日本語

セメダインに出会った日

ワシントン・ハイツの追憶

トマト、胡瓜、豆ご飯、薩摩芋

めだかと空と貨物列車

お母ちゃんという人

縦書きか横書きか

二百字詰め原稿用紙八百枚

雨の京都で下書きをする

なにもなしで始めた

もの作りの原点がここに

作家とはなにか

自分らしさを仕事にする

自分とはなにか

考えるとはなになのか

やがて隠者になるのか

子供のままの自分

内省のアクア・マリーン

爆弾の穴について思う

五歳の僕がここにいる

時間を味方につける仕事

過去とはつながっていたほうがいい

第II章 猫と日本語と東京の隙間

一九五七年の春をさまよう

「そいつぁ、いかすぜ」

学生さん、と呼ばれていた

死語と遊ぶひととき

ガールたちの戦後史

「がんばる」とは、なにだったか

電車の中で食べました

海苔を巻いたおにぎりの謎

引っ越しという自己点検

服を見ればわかる

スパム・アンド・ライスの日

東京の隙間を生きる

庭にあらわれた猫

鮎並の句を詠む

「の」の字のコレクション

「時代」は「自分」にまかせろ

「わからない」と答える人たち

体に悪い日本語

身を守ってくれる日本語

日本語が消えていく

これからも生でいきますか

近未来を書きませんか

映画の不安

「と思います」をめぐって

家庭から遠かった男たち

虚構のなかを生きる

提灯に誘われて

第III章 謝罪する男たちの国

強烈なキャラクターです

自然から遠く離れて

いきづまりに立ち会う

日は暮れた、道はどこ

庶民の不安はどこから

ただそれだけの十六年

団塊の世代という戦後日本

正社員という絶滅危惧種

社員証と高い付加価値

不況はなぜ終わらないか

仕事と結婚と性格の不一致

それはもう終わったこと

物価とはなにか

千四百兆円分の身の危険

この国の動きかた

「抵抗勢力」と「バブルの崩壊」

長期低迷経済の丸飲み

なんとかしてもらいたい人たちの終わり

自分探しと日本の不況

あのときの日本といまのこの日本

謝罪する男たちの国

お詫び申し上げる人

性悪説でいこうか

大統領は再選されるか

大統領命令と日本

「不断の努力によって」

現実に引きずられる国

あとがき(二〇〇四年七月)(『あとがき』にリンクします。「2000年代」の『自分と自分以外』をクリック)