東京縦画面 6 人生の真実は景色のなかにある
東京の景色がひとつの謎だとすると、その謎の核心は道路だ。僕はこの道路を写真機を持ち、未踏の秘境と呼ぶ、まったく初見の景色の中を歩いていく。そして僕の中にあるセンサーの感知するままに、遭遇する景色を写真に撮る。長年積み重ねられてきた日常が、形を持ったものへと転換されている部分が道に面しているからだ。
底本:『日本カメラ』二〇〇五年六月号
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東京の景色がひとつの謎だとすると、その謎の核心は道路だ。僕はこの道路を写真機を持ち、未踏の秘境と呼ぶ、まったく初見の景色の中を歩いていく。そして僕の中にあるセンサーの感知するままに、遭遇する景色を写真に撮る。長年積み重ねられてきた日常が、形を持ったものへと転換されている部分が道に面しているからだ。
底本:『日本カメラ』二〇〇五年六月号
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