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評論・エッセイ

東京ポジティヴ 2 リヴァーサルの喜び

フィルムを装填していくときの気持ち、装填し終えた写真機を手に持っているときの気持ち、写真を撮るという行為に向けての高揚した気持ち。これらは子供の頃から今まで、なにひとつ変わらず僕と写真機を結びつけている。36枚撮りの35ミリ・カラー・リヴァーサル・フィルムとは、少なくとも僕にとっては、このようなものだ。

底本:『日本カメラ』二〇〇七年二月号

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