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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

強烈なキャラクターです

日本の国家運営は失敗の連続だったが、それが自分たちの権力や利益と結びついている、という大矛盾を根源的な発生源として、そこからありとあらゆる矛盾が、次々に作り出されてきた。戦後の日本は、およそ考え得るすべての矛盾の、複雑きわまりない集合体だ。

底本:『自分と自分以外──戦後60年と今』NHKブックス 二〇〇四年

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