作品一覧 公開作品 154 1 2 3 4 「ファット・ガール」 アメリカの本を読むのが子供の頃から好きな僕は、これまでじつにいろんな本を読んできたけれど、こんな本… 読 む じつは奥深くやっかいな散歩、その見本 『東京凸凹散歩 荷風にならって』 大竹昭子著 亜紀書房 二〇一九年 この本の題名のなかにある、凸… 読 む 立体交差を無限に必要としている日本 『立体交差 ジャンクション』 大山顕著 本の雑誌社 二〇一九年 カラー写真が紙に印刷してある。そ… 読 む 脆弱な大企業本位・男性本位社会 『企業中心社会を超えて 現代日本を〈ジェンダー〉で読む』 大沢真理著 岩波現代文庫 二〇二〇年 … 読 む 占領時の日本語観を伝える貴重な証言 『米陸軍日本語学校』 ハーバート・パッシン著 加瀬英明訳 ちくま学芸文庫 二〇二〇年 太平洋戦争… 読 む 絵本、というかたちのなかで 子供用とは言いがたい出来ばえの絵本、とも呼ぶべき種類の絵本が、絵本の世界にはたくさんある。 僕は… 読 む 絵本は子供たちになにを教えるのか 多くの絵本は、子供たちを教育することを目的としている。たいていの絵本は、なんらかの意味で、子供たち… 読 む すべては日常から始まる こうして英語の絵本を何冊も見ていくうちに、やがてはっきりとわかって来るひとつのことに、僕は気づく。… 読 む 擬人化されて絵本の主人公になる 絵本というかたちをとってなにごとかを描き、そして書こうとするとき、数多くの描き手あるいは書き手たち… 読 む リトル・ゴールデン・ブックスをめぐる日々 僕が持っている絵本すべてを出版社別に区分けしたなら、アメリカのゴールデン・プレス社が刊行した絵本は… 読 む 小さな本のなかの、愛すべき仕掛け 僕が持っているもっとも小さい絵本は、二冊のフリップ・ブックだ。日本語ではなんと言えばいいのだろうか… 読 む 『絵本についての、僕の本』 まえがき 絵本が僕にあたえた影響について、さきほどから僕は考えていた。影響ははかり知れない、という結論に僕は… 読 む 旅の途中。美術館の屋上。上空一万メートル。簡易食堂。ふと知り合う人たちとのなにげない会話のなかの真実 ホノルルからサンフランシスコまで、僕は本を読んで過ごした。分厚いペーパーバックをちょうど半分まで、… 読 む ぬいぐるみの熊は、僕のすべてを知っている ロンドンのサザビーで美術品の競売がおこなわれるとき、定期的にテディー・ベアーがいくつも売りに出され… 読 む ふと書いてある二、三行の文章の面白さにひかれて、不思議な小説を僕は最後まで読んだ 『ピッツバーグのミステリー』という小説は不思議な小説だった。不思議な小説、という言いかたのなかには、… 読 む 面白くない本はなぜか悲しい。そのような本を書くべきではない。これは自戒の言葉だ 面白くない本はかなり悲しい。面白くない本は書くべきではない。僕も書き手のひとりだ。面白くない本はか… 読 む いまになってようやく、アメリカの小さな町ペイトン・プレイスへ、僕はいこうとしている ぜひ読みたいと思いつつ、いつのまにか十年、十五年と時間だけ経過してしまい、読まないままになっている… 読 む ただファミリーと言ったって、アメリカではもはやほとんどなんの意味も持たない タイトルを日本語になおして理解するなら、『私の愛情の対象』だ。スティーヴン・マコーレーというまだ若… 読 む これはアメリカの純文学かな。タイトルは『愛と仕事』、不思議な物語だ 著者の名はレイノルズ・プライス。僕は知らなかったけれど、長編小説をいくつか書いていて、そのうちの何… 読 む 記憶のなかで美化されて輝く懐かしい過去をもういちど現在にしようとするロマンティックな冒険 この小説の主人公、四十八歳になるヴィック・ホーリーフィールドという男性は、実業の世界で大成功をおさ… 読 む 小田急線のかたわら、木造の小さな古い家。そのなかで続いた、好奇心の持続、というひとつの人生 小田急線の経堂の駅から歩いて七、八分、線路のすぐそばに、植草さんの自宅がかつてあった。玄関のまえに… 読 む 彼女が自分の窓から見た世界 1959年に「アメリカを代表する十人の女性写真家」のひとりに選ばれた、ルース・オーキンの『モア・ピク… 読 む リアリティのなかにアブストラクトなものを見つけ出すこと 片岡義男が大好きな画家と評する、リチャード・エステスと彼の画集を紹介する。実際に存在するニューヨーク… 読 む LAの大通りを巨大なビルボード・アートが見おろしている アメリカのビルボードは、どこで眺めても実に面白い。あの巨大さがまずいいし、風景のなかに突然、強引に割… 読 む エドワード・ホッパーの場所で過ごす ゲイル・リーヴィンの『ホッパーの場所』は、エドワード・ホッパーの描いた絵に、現実の場所や建物の写真が… 読 む 1 2 3 4