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どの写真も撮ったのは僕だ。ファインダーをのぞきながらシャッター・ボタンを押し下げている僕が、どの写真のこちら側にもいる。このような写真とカタオカさんの小説とが、いったいどのように結びつくのですか、という質問をいまでも受ける。撮った人は小説を書く人と同一人だ。そのかぎりにおいて、どこかでつながっている、と答えるだけで充分だったのだが、そうもいかなくなって来た。こういう写真を小説にしたい、とかなり熱心に思うようになってきた。かならずや小説になる、と僕は確信している。なんらかのかたちで。どういうかたちになるのか。本気で考えよう。考えればかならず道は開ける、という先人の教えを信じて。

片岡義男サイン

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