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小説

ティラミスとエスプレッソ

天にも昇る気持ち

恋人同士ではない。しかし互いに好意は持っている。
会うのは頻繁ではない。半年ぶりくらいか。
そのような微妙な間柄の男女が、百貨店の前で待ち合わせる。
デートのスタートは、ティラミスとエスプレッソ。
「ティラミスとはどういう意味か?」という男性の問いに
女性は即答するものの、微妙に、いや実は大きく誤っており、
そのことについての男性の解説と二人の会話が
この小説の方向を決定している。

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