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片岡義男.com 全著作電子化計画

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小説

私と寝て

再会という偶然に恵まれたら、そのあとは躊躇してはいけない

オートバイ小説であり、出会いの小説である。
冒頭のシーンは、オートバイ・ファンを満足させるに十分な魅力を放っている。
そして片岡作品にしばしば登場する「再会」という幸福が
この小説にも与えられている。
再会のあとに躊躇は禁物。持っていない免許は取得すればよく、
行きたければ行けばよく、誘いたければ誘えばいい。
それらを阻むものは、この世の中に何も無い。

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