VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

小説

ふたり景色

ふたり景色と、ふたりで見る景色

再会、という片岡作品にあって重要な、そして数限りないバリエーションの一つ。
当人たちにもなぜそうするのかわからないまま、しかし、そうでなければいけない、と考える別れがあり、ところがそれはある時間が経過したところでいつのまにか引力へと変化する。
なつかしい、という感情ばかりではないはずだ。
時が移るようにふたりの景色は変化し、ふたりが一緒に見る景色もまた、変化していく。

このエントリーをはてなブックマークに追加