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小説

明日が来るわけない

起きてしまった愚かさ。行くことも戻ることもできず、ただ顔に陽が射すだけ。

2つの不良グループがある。
抗争が起き、犠牲者が出る。
やられたら、やりかえす。必然的にそれは
エスカレートしていき、ある時ついに一線を超える。
留まってはいられない、だから
走る、走る。
しかし、走っても行く所は無いのだ。
それが起きてしまったらもう
明日が来るわけない。

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