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1月3日|エルヴィスから始まった|ロマンサー文庫04|公開

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 1971年発表の初期代表作『ぼくはプレスリーが大好き』(のち『エルヴィスから始まった』に改題)の電子版を「片岡義男ロマンサー文庫」の一冊として公開しました。

 71年に三一書房から刊行、74年に最初の角川文庫として収録された後、シンコーミュージックから『音楽風景ーロックというアメリカの出来事』として再刊、さらに1994年に『エルヴィスから始まった』と改題されてちくま文庫に収められましたが、これも絶版となっていました。その後、「電子化計画」の先駆けといえる片岡義男の青空文庫プロジェクトの一環として有志によって無償公開されました。

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 なぜプレスリーはあれほどまでに熱狂をもって迎えられたのかーカントリー・ミュージックとリズム&ブルースの2つの流れが結合しロックの誕生に至る50〜60年代のアメリカとその精神を、歴史をさかのぼりながら考察した本書は、刊行から40年を経た今も古びません。

 幾度も再刊と絶版をくりかえしてきた本書ですが、これからの読者に残すべき一冊として今改めて電子書籍版をお届けします。

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*画像をクリックすると「ロマンサー文庫」のページに移動します。

ロックとはなになのか。「エルヴィス・プレスリー」という現象を辿るなかでそれが鮮明に浮かび上がる。カントリー・ミュージック、ブルース、ロックンロール、自由と繁栄、そして個人としての生き方とは。世界中に希望と絶望を同時に撒き散らした20世紀後半の「アメリカ」という社会の状況と時代背景を包含しながら、その視点と考察はダイナミックに動いていく。ロック黄金期を知る多くの人達をして「稀代の音楽・文化評論」と言わしめ高く評価される、作家活動初期を代表する作品。(上原陽一・青空文庫制作者)

 くりかえすけれども、ようするに音楽そのものはどうでもよくて、たまたまなにかのロックンロールによって、多くの人たちのひとりひとりが、なににどれだけ目覚めたかということが、最も重要なのだった。
(第3章「トータルな体験と目覚めー〈3〉いつラジオの音量をあげたか?」)

関連リンク

1|「ぼくはプレスリーが大好き」が大好きだった|作家・駒沢敏器ブログ「ブログ・ライティング」(2006年)


2|Ryu’s Bar|村上龍のトーク番組|ゲスト・忌野清志郎/1990年|「いつラジオの音量をあげたか?」を巡って村上龍と忌野清志郎が意気投合しています。


3|片岡義男エッセイ365|20160428|いつラジオの音量をあげたか?


2017年1月3日 05:00|編集部ブログ