「東京を撮る」新作を公開!

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東京を撮る42『ノートブックとポテトチップス』、東京を撮る43『なぜそんなにミントなのか』を公開しました。片岡義男.comだけで読めるサポータ限定公開の作品ですので、サポータ本棚よりご覧ください。

東京を撮る42『ノートブックとポテトチップス』
東京を撮る42『ノートブックとポテトチップス』

他は片仮名で、と、だけが日本語である言葉の並びは、それだけで情景が浮かぶような不思議な効果があります。筆者が好きな曲のタイトルにも「ダイナマイトとクールガイ」や「シュガーソングとビターステップ」などがあるし、小説にもバディ小説の金字塔、藤野香織の「ピエタとトランジ」などいくつも思い浮かびます。ところが片岡義男の小説には、意外にも、このスタイルのタイトルの作品があまり見当たりません。少なくとも長編小説にはひとつも無いと思います。しかし、今回の「東京を撮る」を見ると、どうやら遂に「ノートブックとポテトチップス」というタイトルの小説が書かれるのかもという期待が膨らみます。もっとも片岡義男のことですから、そうストレートには行かない気もしますね。

43『なぜそんなにミントなのか』
43『なぜそんなにミントなのか』

様々な種類のミントが並ぶ、今回の「東京を撮る」の中で、筆者の目を一際惹いたのが、アルノッツの「ミントスライス」です。ミントと聞くと、ついフリスクやミンティアのようなタブレットかキャンディーを思い浮かべているところに、ミントチョコレートとクッキーの合わせ技のようなお菓子が登場する意外性。しかもそれがとてもおいしそうに見えるパッケージの見事さ。さらにミントのハーブティーへと写真は続き、片岡義男はミントのハーブティーばかりを写真に撮ろうという新企画まで思いつきます。ミント図鑑のような構成ながら、読む者をぐりんぐりんと振り回し翻弄する片岡義男マジックが、ここでも炸裂しています。すっかり口の中がミントの味と香りを欲しがっています。

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2020年7月29日 07:00|電子化計画