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新作書き下ろし「東京を撮る」31~33を公開しました

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サポータ向け書き下ろし「東京を撮る」シリーズの31から33までを公開しました。
片岡義男の自宅で撮影された“東京”の一部、今回もこだわりがたっぷりと詰まっています。被写体を見つけた瞬間から、それのどこを、どうやって撮影したいのか。そういった説明があると、なるほどそこを見ればいいのかと、別の視点でより楽しめますよね。

「東京を撮る」シリーズは片岡義男.com だけで読めるサポータ限定公開の作品ですので、サポータ本棚よりご覧ください。

リコラの六色
東京を撮る31『リコラの六色』

スイスで1930年に創業されたリコラのハードキャンディが、今回の主役です。片岡義男が自ら発見した、多分、これが全部であろう六色の紙箱、更に発見した袋入りの四色、そして缶入りの二色。完成された紙箱のデザインと機能、絶妙なサイズ感を、写真と文字でどう伝えるか、という自問は、このプロダクトの魅力をどうやって定着させ、保存するかという問いなのでしょう。ここではまだ完成していない、まだ進行中のパッケージの撮影の続きに期待しつつ、リコラを買いに行きたくなる4枚の写真が、ここにあります。

撮りなおした三点の写真
東京を撮る32『撮りなおした三点の写真』

今回の「東京を撮る」は、片岡義男は、どのような写真を撮りたいのかについて書かれていて、その実例としての写真も収録されています。その上で、以前撮影した、仙台駅の写真を立体化したもの、チェコのセントロペン、共和の輪ゴムの缶を撮りなおした写真が添えられているのは、それらの写真が、片岡義男にとって満足いくものではなかったということで、ここで、その正解を見ることができるわけです。これらを見ることで私たちは、片岡義男がどのようにモノを見ているのか、それをどのような形で残したいのかの一部を垣間見ることができます。

三点ずつ、ふたとおり
東京を撮る33『三点ずつ、ふたとおり』

ピアニストであり、エルヴィス・コステロの妻でもあるダイアナ・クラールのCDが三枚、Turn Up The Quiet、The Look Of Love、All For Youを、撮影用のケント紙に並べたら、それが完璧な構図になっていたという写真から始まる今回の「東京を撮る」。今回のテーマは、三つを撮ることのようです。ステットラーのチョコレート「ジュネーヴの敷石」、三つ揃えて撮りたいムール貝の缶詰、ボワシエのチョコレートのパッケージと中身との意外なギャップとふたとおりの色で構成される中のタブレット。それは数と構図についての講義のようでもあります。

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2020年4月28日 06:23|片岡ニュース