『カレーライス漂流記』『私は泣いています』発売開始!

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みなさまご存知でしたか?今日は「カレーライスの日」なのです!それにちなんで、『カレーライス漂流記』の発売となります。表紙デザインは木村真樹さん。今日は「カレー」のことしか考えられません!そして、小説『私は泣いています』も本日公開いたしました!表紙デザインは、南アヤコさん。懐かしいリリィの曲を絡めた内容をお楽しみください。サポータの皆様は、サポータ本棚でお読みいただけます。


カレーライス漂流記

『カレーライス漂流記』
「カレーライス漂流記」は、1200文字程度の文章が52編収録された、気楽に読める本です。文中にもあるように「呑気」な話がずーっと続いていて、色んな人のカレーライスについての思い出から、カレーライスを題材にした小説作りについての話まで、本当に幅広い範囲で、あらゆる角度から「カレーライス」について書かれています。だから、読んでいるとついこちらもカレーのことを考えてしまい、結果、読むのを中断して顔を上げると、カレーが食べたくなっています。そんな風に最初から企まれた本なのです。どこの何というカレーがうまい、ということはほとんど書かれていないのも、読者が食べたくなるカレーの範囲を狭めないためでしょう。その企みにまんまと乗って、ついカツカレーを食べに行ってしまいました。


私は泣いています

『私は泣いています』
リリィの「私は泣いています」は、1974年のヒット曲。この曲をプロデュースしたのはジャックスの木田高介。後に研ナオコなどもカバーした名曲です。片岡義男は、この曲に、結婚を控えた男性の思考を二重写しにしながら、結婚することについての物語を紡ぎました。それが「私は泣いています」という短編小説です。結婚について考える男性の思考が不穏な方向に向かう流れの中で一転、切れ味の良いラストシーンに思わず喝采したくなりました。この小説が発表されたのは、「群像」の2016年八月号。そして、リリィさんは、その年の11月に亡くなっています。その偶然のせいか、巻末に掲載された歌詞がより胸に滲みます。

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2020年1月22日 00:01|電子化計画