映画『ワイルドライフ』パンフレットにレビュー掲載!

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今年7月5日に公開され、現在も一部地域で上映中の映画『ワイルドライフ』。この映画のパンフレットに、片岡義男がレビューを書いています。タイトルは「ほんの一瞬がポートレートになって後世に残る」。

映画『ワイルドライフ』

“幸せな状態の自分たちをずっと残したくて人々はここへポートレートを撮りにくるんだ、と写真店の年配の経営者は、仕事を求めてきたジョー少年に言う。アルバイトをこなす日々のなかで、ポートレート撮影までまかされるようになったジョーが、自分と両親の三人を写真に撮る。まんなかにすわるジョーが、写真機のシャッターをセットしているとき、母親のジャネットが、ほんの一瞬、写真のための表情を作る。ほんの一瞬が、幸せな状態の自分たちとして、ポートレートになって後世に残る。”

『ワイルドライフ』の原作者リチャード・フォードは1944年生まれのアメリカの作家。1995年にピューリッツァー賞のフィクション部門、1996年にはペン/フォークナー賞などを受賞しており、日本では『銀の森の少年』(1989年、新潮社)などのほか、いくつかの短編が翻訳出版されています。

なお、片岡さんは晶文社から1990年に発刊された短編アンソロジー『アメリカ小説をどうぞ』の編者をされていますが、この中にもリチャード・フォードの短編『ロック・スプリングス』(1987年、青山南訳)が収められています。

アメリカ小説をどうぞ


■関連情報
リチャード・フォード
映画『ワイルドライフ』

2019年10月11日 16:49|片岡ニュース