972編公開中。 今を映す手鏡のように
高校生 の一覧
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2020.7.1
僕はチャーリー・ブラウンなのだから
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 僕が『ピーナッツ』を読み始めたのは、一九五六年ないしは一九五七年のことだった。どちらの年だったにせよ、信じられないことに、その僕は世田谷区で高校生だった。父親の仕事の関係で、自宅にはアメリカの新聞がいつも何種類もあった…
2020.6.25
『ピーナッツ』を語る 一生もののつきあい
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『ピーナッツ』の連載が始まったのは一九五〇年十月二日だったという。アメリカ各地の七つの新聞に、『ピーナッツ』のコミック・ストリップが連載で掲載された。作者のチャールズ・M・シュルツから原画を受け取った配信会社が、全米各地…
2020.4.24
古書店で『映画の友』を買い集める
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『映画の友』という雑誌があることは、子供の頃から知っていた。自分ひとりで書店に入るようになってからだから、子供とは言ってもすでに十歳は越えていただろう。その頃に『映画の友』は刊行されていたかどうか。子供の頃の記憶をいまた…
2018.3.30
自動車泥棒のビューイック・リヴィエラ
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 写真のなかで左から二番目にある『自動車泥棒』という小説は、シャーウッド・アンダスンの『オハイオ州ワインズバーグ』とともに、僕にとってはもっとも記念的な小説だ。読みながら受けとめたスリルと共感の密度や高さ、そして読み終え…
2017.3.28
梅ヶ丘まで歩いて七分
 子供の頃から三十代の終わり近くまで住んだ場所から、小田急線の梅ヶ丘駅まで、歩けば七分くらいだったと思う。故郷のすぐ隣が梅ヶ丘だ。いまでもそのくらいの親近感は続いている。  高校生の頃に自転車で学校へいくには、自宅を出て…
2017.3.18
なにもしなかった4年間(1)
 高等学校の三年生という状態が終わりに近づくにつれて、卒業出来るのかどうかの問題が、僕の前に立ちあらわれてきた。このこととその顛末については、すでに書いた。卒業できるかどうかの問題をかたわらに置くと、つまり卒業は出来ると…
2017.3.7
いま高校生なら僕は中退する(2)
前回(1)  僕は高校を卒業した。成績は本当にビリだったと思う。あまりにも桁はずれのビリは、職員会議としても問題にせざるを得ない。特例中の特例としてその問題は解決された、という話を僕は信頼すべき筋から聞いた。卒業したので…
2017.3.6
いま高校生なら僕は中退する(1)
 一九九七年の日本で、全国の公私立高校から中退した少年少女の数は、十一万一千四百九十一人だったという。生徒数ぜんたいに対して、この数は二・六パーセントの中退率だそうだ。統計をとり始めた一九八二年以来、最高の数字に達したと…
2017.1.17
弁当
 東京都世田谷区立の、男女共学のきわめて普通の高等学校をぼくは受験して合格し、その高校を三年間でごく普通に卒業した。  ぼくが受験する高校としてこの学校を選んでくれたのは、中学三年生のときの担任の先生だった。現在の事情を…
2017.1.16
早稲の田に風はほんとに吹いたか
 高校の三年生になると大学進学に関するさまざまなことが話題になってきていたが、ぼくは大学へいく気などまったくなかった。ぼくは学校の勉強が好きではなく、勉強とはデスクにむかって教科書や参考書にアンダーラインを引くことだと考…
2016.5.12
このとおりに過ごした一日
 五月なかばのよく晴れた日。高校三年生の僕は、自宅にあったすべての教科書を入れた鞄を持って、ひとりで駅に向けて歩いていた。教科書をすべて鞄に入れたのは、時間割りがどこかへいってしまい、その日の授業がなにとなにだったか、わ…
2016.1.10
僕はわき見をしていたい
 僕は小学生のときは1学年につき2か月ほどしか学校へいっていない。中学生の頃は、学校へいった日数は、3年間の合計で百日あるかないかだ。高等学校になると、だいたい1日おきに登校していた。  学校ではないさまざまな場所に、学…
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