884編公開中。 今を映す手鏡のように
青空文庫 の一覧
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2016.12.15
エルヴィスから始まった|あとがき
角川文庫版あとがき  この本は、一九七〇年の夏のふた月ほどの期間をつかって、ぼくが書いた。そして、あくる年のはじめ、三一書房から刊行された。  ぜんたいを書きはじめたとき、このような内容の本になることなど、思ってもいなか…
2016.11.3
ウッドストック|エルヴィスから始まった
8 1960―1970 アメリカ 〈9〉 ウッドストック  金銭的な収益以外のすべてのものを無視しておこなわれた一九七〇年夏の、パウダーリッジ・フェスティヴァルは失敗という当然の結果だけを生んだ。  コネチカット州ミドル…
2016.10.20
FUCK NOW!|エルヴィスから始まった
8 1960―1970 アメリカ 〈8〉 FUCK NOW!  ときには一時間ちかくかけて、楽器のテューニングや増幅装置その他のエレクトロニック・エクイップメントの調整がおこなわれる。そのあいだずっと、小柄で肥り気味の、…
2016.9.29
単純なものと複雑なもの|エルヴィスから始まった
8 1960―1970 アメリカ 〈4〉 単純なものと複雑なもの   単純であることと複雑であることの差をはっきりと認識しなければならない。単純であることは、すでに一種の犯罪なのだ。複雑であることも犯罪にはなりうるのだが…
2016.7.28
ブラック・アメリカン|エルヴィスから始まった
5 ブルース 〈1〉 ブラック・アメリカン  一六一九年の夏、アメリカ植民地の労働力としてはじめてのアフリカ人が、二〇名、ヴァージニア州のジェームズタウンに揚げられた。総計七〇〇〇万人にちかい黒人の新大陸への輸入の、最初…
2016.7.14
ヒット|エルヴィスから始まった
4 カントリー・ミュージック 〈5〉 ヒット  ナッシュヴィルで、カントリー・ソング名所案内の観光バスにのると、ハンク・ウイリアムズの家をみることができる。カーポートには、一九五二年モデルのキャデラックが、いまでも置いて…
2016.7.7
ビートルズは、つまらない |エルヴィスから始まった
8 1960-1970 アメリカ 〈3〉 ビートルズは、つまらない  ハンター・デイヴィスの『ザ・ビートルズ』は、読む気になれない。日本語ではもちろん、英語でも、ちょっといやだ。面白そうだ、ということは、わかる。英語のを…
2016.6.23
バーミンガムに歩いて帰る |エルヴィスから始まった
4 カントリー・ミュージック 〈4〉 バーミンガムに歩いて帰る  日常の真実と同時に、カントリー・ソングは、人生に対してま正面からぶつかっていこうとする態度と、心のなかの正直な表現とを、持っている。  男の側からみたカン…
2016.6.16
真実としての日常生活|エルヴィスから始まった
4 カントリー・ミュージック 〈3〉 真実としての日常生活 『グランド・オール・オプリイ』がまだ初期のころ、放送がはじまるまえに、番組の担当者は、出演者たちに「地に足をつけていきましょう」と、いつも言っていた。  カント…
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