883編公開中。 今を映す手鏡のように
環境 の一覧
2017.4.22
人間の人工的な性質を確認するワイルドな場所
縦書き
シエラ・クラブの本を五冊。美しい写真を見ながら、ひとりで感じたこと、考えたこと。(1) “Earthborn”というタイトルの写真集を、僕はついさきほど見終わったところだ。見ながら、そして見終わっ…
2016.1.24
くっきりとした輪郭としての寒い季節
 今年の冬は寒い、という予報はどうやらはずれたようだ。冬の寒さ、というものを僕は期待していたのだが。たとえばこの正月は、まるで寒くなかった。寒い、と思った日が、この冬はまだ一度もない。この冬、というような言いかたが、すで…
2016.1.14
最終的な課題はぜんたいのスペースだ
(Heidi Goennel, My Day, Little Brown & Co, 1988)  ヘイディ・グーネルの絵本『マイ・デイ』は、くすんだ金髪を二本のおさげに編んだ少女の一日を描いている。ある日、朝起…
2016.1.3
君はいま島へ帰る
 日本というユニークな島に住んでいるぼくたちは、自分たちの国がじつは小さな島々だという事実を、意外に忘れているのではないだろうか。  日本人の島国根性とか、島国で国土がせまいとか、日本の人たちはよく自ら口にするけれど、自…
2015.12.13
絶望のパートタイム・サーファー
 いまの日本の人たちほど不自然で無理な生きかたをしている人たちは、世界のどこにもいないと言っていい、という感想を僕は持っている。ここで僕が言ういまとはどのくらいの時間の幅なのか、僕が自分で体験した範囲内で言うなら、高度成…