972編公開中。 今を映す手鏡のように
書評 の一覧
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2020.3.12
言葉のなかだけにある日本をさまよう
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 オールタイム、という日本語を文字どおりに解釈するなら、文庫のオールタイム・ベスト10など、とうてい無理だ。勝手に戦後だけに限定しても、戦後の日本で出版された文庫のすべてを所有していて、そのほとんどについてよく知っていな…
2018.1.31
「フオー・ラブ・オブ・ザ・ゲーム」
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 マイケル・シャアーラのこの小説の書評がかつて『ロサンジェルス・タイムズ』に掲載された。その書評のなかのひと言が、写真にあるペーパーバックの裏表紙に、宣伝文句として引用してある。「アーネスト・ヘミングウェイが野球をテーマ…
2017.2.18
三十日間で悲しみを克服する法
 できるだけニュートラルな視点や気持ちを持ってアメリカの町を歩いていると、これはまさにアメリカだなあとか、ほんとうにこれはアメリカ的だなあ、と思いつつかなりの感銘を受けてしまういろんなものが、目に入ってくる。場所がアメリ…
2017.2.14
愛と栄光のための戦い
 ロバート・B・パーカーの『愛と栄光』(邦訳はハヤカワ文庫『愛と名誉のために』)という小説をぼくは面白く読んだ。ロバート・B・パーカーが書く私立探偵スペンサーのシリーズは日本でも好評だが、この『愛と栄光』は、パーカーにと…
2017.1.27
他人の虹の端に向かって
 虹が空に出る。消えてしまわないうちにその虹の一端までいく。虹が地面のすぐ近くから出ていたなら、その地面を掘る。すると、そこに埋められている秘宝が、自分のものになる。虹の端、ジ・エンド・オブ・ザ・レインボーには、宝が埋ま…
2017.1.26
彼女は『ラスト・ショー』の町に生きる
『ラスト・ショー』という映画があったのを覚えているだろうか。ピーター・ボグダノヴィッチ監督がつくった白黒スタンダード画面のアメリカ映画だ。  封切り公開されてからもうかなりの期間がたっているが、観た人たちの心には深い印象…
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