884編公開中。 今を映す手鏡のように
ドイツ の一覧
2016.11.12
万年筆についての文章
 原稿料のともなう文章を、僕は大学生の頃から書き始めた。原稿料がともなう文章とは、この場合は、商業的に出版されている雑誌に書く、という意味だ。  そのような文章には、当然のことだが、締切りがある。なにを書くにしても、その…
2016.9.26
これ以上なにも言うことはない
 ロング・ノーズ・プライアー。ニッパー。そして、カッター部分のついたペンチ。この三点だ。セットではなく、ぼくはひとつずつ手に入れた。西ドイツ製だ。高級なものではないと思うが、出来ばえは美しい。どれもみな、たいへんな働き者…
2016.4.25
手帳に書くことなんてなにもない
 ぼくがいま使っているダイアリーの、四月二十五、二十六、二十七日の、クロースアップだ。このダイアリーでは一日が一ページであり、したがって二日を経過すると、右のページの右下の隅を、カーヴして入れてあるミシン目から切りとる…