981編公開中。 今を映す手鏡のように
トルーマン・カポーティ の一覧
2018.3.26
ペイパーバックの中のトルーマン・カポーティ
縦書き
 トルーマン・カポーティの小説『ティファニーで朝食を』を、いま頃になってようやく僕は読んだ。長編小説だとばかり思っていたのだが、短い小説だ。しかし短編とも呼びがたいのだろう、シグネットというペイパーバックの叢書で一冊にま…
2018.2.9
「イン・コールド・ブラッド」
縦書き
トゥルーマン・カポーティに関して僕は晩生(おくて)だった。二十歳のときに『ア・クリスマス・メモリー』という短編を読み、これはすごい、という強い感銘を受けたのだが、「これ」とはなにか、「すごい」とはどういうことなのか、とい…
2018.2.7
「グレーテスト・ヒッツ」
縦書き
 昨年の夏、真夏日の夕方、僕はひとりで新宿を歩いていた。新宿駅の南口から道を渡り、サザン・デッキとかいう通路をその奥に向かいながら、僕の頭のなかには、とりとめなくいろんなことが浮かんでは、消えていた。前後の脈などまったく…
2016.6.17
ジェームズ・ディーンには雨の日が似合う
■ さまざまな本について、再び話を聞きたいですね。あれや、これや、きわめてランダムに。たとえば、写真集とか*。  しばらくまえに『ヴォーグ』の書評で見てすぐに買ったのですが、『性的依存関係のバラッド』というタイトルの写真…