884編公開中。 今を映す手鏡のように
『日本語の外へ』 の一覧
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2018.7.25
大統領が引き受けたこと
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。  一九九五年二月の教書演説でクリントン大統領は、中間層を広げ貧困層を小さくしていくことを、国内における最大の課題として力説した。…
2018.7.23
大統領の得点
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──湾岸戦争を観察した」 に収録されたものです。  二月二十六日、サダムが自分の軍隊にクエートからの撤退を命じた日、そして連合軍がクエートを解放した日、ブッシュ大統領が語った…
2018.7.20
午後を過ごす最高の場所
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。 1  こともあろうに真夏にストライキだ。そしてそのストライキは妥結しないだろう、と僕は思う。したがって、アメリカのメジャー・リー…
2018.7.18
キャロル・ホルトグリーン
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。  キャロル・ホルトグリーンはF–14という戦闘機のパイロットだった。アメリカの女性の軍人だ。航空母艦への着艦訓練をしていたとき、…
2018.7.16
煙草をお喫いになりますか
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。  十六世紀に船で初めて南アメリカ大陸へ渡ったスペイン人によって、煙草はヨーロッパにもたらされた。そこから世界へと広がっていく煙草…
2018.7.13
ジープが来た日
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。  猛暑、と新聞もTVも呼んだ日の夕方、ふと入った書店の棚に、『ジープ 太平洋の旅』(ホビージャパン)という本を僕は見つけた。その…
2018.7.11
もっとも良く送られた人生
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。  アメリカというシステムは、世界じゅうから才能のある人材を集めるシステムだと理解すると、それはもっとも正解に近い。それぞれに独特…
2018.7.9
個人主義にもとづく自由と民主の視点
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──フリーダムを実行する」 に収録されたものです。 1  アメリカについて自分にはどのようなことが書けるのか。体験を私有物のようにして少しずつ披露するのではなく、紀行文でも旅…
2018.6.29
ちょっと外出してピストルを買って来る
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この作品は、『日本語の外へ』「第1部 アメリカ──遠近法のなかへ」 に収録されたものです。  アメリカ国内のTVニュース番組をふと見ると、画面にはたいへんにアメリカ的な光景が映っている。とある町の、銃砲店の内部だ。充分に…
2017.2.11
「日本はアメリカとともにあります」と首相は言った
 八月三十一日の夜、国連事務総長デクエヤルと、イラクの外相テリーク・アジズとのあいだに、二回めの会談が二時間にわたっておこなわれた。国連安全保障理事会の決議にもとづいた、イラク軍のクエートからの即時撤退と人質の解放とを、…
2016.5.3
第9条
 僕が小学校の一年生だったとき、「天皇は日本の国のシンボルです」と、先生が教えてくれた。シンボルという言葉を、片仮名で書いて日本語として使うことに、すでに人々のあいだに違和感はまったくなかったようだ。しかし当時の僕にとっ…
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