884編公開中。 今を映す手鏡のように
『きみを愛するトースト』 の一覧
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2017.5.12
ウディ・アレンについて、僕のコメント
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『ウオッカの広告』『ヴェーガス』『二度めの結婚』『誘拐されて』『不幸せな子供の頃』『エッグス・ベネディクト』『経口避妊』『失われた世代』というようなタイトルの作品を、知ってますか。ウディ・アレンの作品です。かなり笑えます…
2017.5.6
生まれてはじめての旅
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 ぼくは東京生まれだが、子供の頃の十年ほどを、山口県の岩国(いわくに)、そして広島県の呉(くれ)で、過ごした体験を持っている。  目のまえには、あの独特な瀬戸内海、そしてすぐうしろには、おだやかな中国山脈があり、気候は温…
2017.5.4
小さな旅、愉快な思い出
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 朝の八時からいっしょに続けてきた仕事を、午後の二時に終わり、ぼくはその仕事相手の女性とふたりで、建物の外に出てきたのです。きれいに晴れた。五月の午後でした。ゆっくりコーヒーを飲もう、ということになり、どこの店がいいか考…
2016.10.9
女性作家の作品を支持する
 いまのアメリカの小説は、女性作家たちの作品が面白い。面白い、というのはぼくの個人的な言いかたでありポジティヴだけではなくネガティヴな領域へ広がる部分をも含めて、ぼくは面白いと言っている。つまり、たいへんに興味深いわけだ…
2016.3.4
彼女の部屋の、ジャズのLP
 ぼくが彼女にはじめて会ったとき、ぼくはまだ少年であり、彼女は五歳年上の大人の女性だった。すっきりと成熟をとげた、いい雰囲気をたたえた、優しい、そして芯のある女性だった。  彼女と知り合ったのは、当時のぼくの自宅から歩い…
2016.3.2
女性たちがニューヨークへ消えていく
 ぼくの身辺から、女性の友人たちが次々に消えていく。十七年まえから現在にいたるまでのあいだに、七人の女性の友人たちが、いなくなった。七人ともすべて、東京を捨ててニューヨークへいってしまったのだ。  十七年まえに、ぼくの女…
2015.12.23
クリスマスと五人の娘たち
 ある年のクリスマス近く、アメリカのまんなかあたりにある中くらいの町にぼくはいました。町の百貨店は、クリスマスのショッパーたちでにぎわっていました。カードの売場で色とりどりのクリスマス・カードをながめていたぼくに、カード…
2015.12.11
映画とヒット・ソングと、大事な彼女
 一九五〇年代のことを覚えているかい、とぼくがぼくにきく。覚えているさ、とぼくは答える。覚えているよ。たとえば、どんなことを?  ほんの少年でしかなかったのだが、記憶の奥深くまで入りこみ、いまもそこにとどまっている楽しい…
2015.11.2
結婚する理由がない、と彼女が言う
 この短い文章のためにぼくにあたえられているテーマは、「男が結婚したいと思う女性には共通項がある」というテーマだ。ぼくは困った。共通項がある、と断定してある。しかもその断定は、男性の側から一方的になされたものであるらしい…
2015.10.31
あの店でコーヒーを飲みたい
 あの店でコーヒーを飲みたい、という気持ちを純粋に心のなかで高めて、コーヒーだけのためにわざわざでかけていく店が、いまのぼくには二軒ある。一軒は国内、そしてもう一軒は、国外だ。  国内のほうの店には、簡単にいくことが出来…
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