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ボールペンはこれにつきる、とぼくは思う

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 デザイン的にも、そして性能においても、ボールペンはこれにつきる、とぼくが思っているボールペンは、スイスのカラン・ダッシュだ。写真に登場しているのは、やや重厚な雰囲気のあるモデルであり、おなじスタイルでエナメル塗装のような普及版もある。普及版のほうが洒落ているかな、と思うときもある。しかし、どちらも、素晴らしい。

 鉛筆とおなじように、六角形をしている。長さは、13センチない。このサイズは、とてもいい。重厚なほうは、重さの配分がややよくない。普及版のほうは、ぜんたいにわたって軽い。バランスを問題にする必要がないほどに、ぜんたいが軽い。インクや先端のボールの出来ばえに関して、ぼくはうるさいが、いまのところこれ以上を望む必要がないほどに、カラン・ダッシュは完成されている。インクの性能も、色も、書くときの感触も、すべてにおいて文句なしだ。ボールペンはこれ、と決めてしまえば、もうボールペンのことは忘れていることが出来る。

(2017年4月7日掲載、『彼らと愉快に過ごすー僕の好きな道具について』1987年所収)

今日のリンク|スイスの「カラン・ダッシュ」公式ホームページ

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1987年 『彼らと愉快に過ごす──僕の好きな道具について』 カラン・ダッシュ スイス ボールペン 文房具
2017年4月6日 05:30
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