700編以上公開中今を映す手鏡のように
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2018.1.19
「ニッケル・アンド・ダイムド」
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 題名のなかにある「ニッケル・アンド・ダイム」という言葉は、文字どおりには五セントそして十セントの硬貨のことだが、通常は意味がもう少し広く、小銭、はしたがね、といった意味だ。これが動詞として使われていて、なおかつここでの…
2018.1.17
「ザ・コンプリート ピーナッツ」
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 チャールズ・M・シュルツがその生涯にわたって描き続けた『ピーナッツ』という新聞連載漫画の、コンプリート・コレクションがアメリカで刊行されつつある。  ファンタグラフィックス・ブックスという出版社から、すでに四冊、出てい…
2018.1.12
昭和二十一年、津々浦々の民主主義
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 昭和二十一年九月号の『映画の友』の表紙は、バーバラ・スタンウィックだった。彼女の顔の部分だけを僕が複写したのが、次の写真だ。バーバラ・スタンウィックのポートレートが、日本の雑誌のページにカラー印刷されるのは、久しぶりの…
2018.1.10
結束してこそ我らは建つ。一九四二
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 ことの善し悪しはまったく別な問題であるとして、アメリカはほとんど常に新しいことを始めている。いつだって新しいことをめざし、新しいことをいくつも同じに始めている。自由と民主が資本主義と不可分にからみ合ったものを、アメリカ…
2018.1.8
この海から向こう側の海まで
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 いまから六十年ほど前、ヨーロッパではドイツとの戦争にそして太平洋では日本を相手の戦争に向かいつつあった頃のアメリカで、ごく一般的な雑誌に掲載された広告のなかの、アメリカ国土を描いた絵が何点か、ここにある。これはまさに古…
2018.1.5
見よ、ポンティアックのGTO!
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 ここにあるのは、一九六七年モデルのポンティアックGTOの、当時の雑誌に掲載された広告だ。ポンティアックのGTOというシリーズは、この年に完成の域に到達した、と僕は思っている。完成したポンティアックGTOの面構えがこれだ…
2018.1.3
ピア・アンジェリ、一九五三年
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『映画の友』の一九五三年九月号だ。透明なビニールにきっちりと包装され、古書店の棚に納まって確か千円だったと思う。活字びっしりで写真も多く、情報内容のたいそう豊富な様子は、表紙のいちばん上に英語でうたってある、「日本でもっ…
2018.1.1
What’s it say?
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 このTシャツは一九六八年頃にホノルルで買ったものだ。タグにはクレイジー・シャツ・ワイキキとあり、ブランド名はポロとなっている。クレイジー・シャツのごく初期の製品だろう、と僕は見当をつけている。ラルフ・ローレンのポロとは…
2017.12.29
キャデラックで見たこんな夢
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 キャデラックはアメリカが作った最高の乗用車だ。乗用車というものが、技術的にやるべきほとんどすべてのことを、キャデラックはやってきた。だから内容的にキャデラックは最高という範囲に入る。そしてステータスもまた、最高という範…
2017.12.27
SFを絵に描く技法の進化形
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 一九六十年代のなかばにさしかかり、なかばを超え、六十年代の後半へと入っていった時代の、アメリカのサイエンス・フィクションのペーパーバックの表紙を、しばらく観察してみたい。大衆のあいだに大量に売りさばく本の典型であるペー…
2017.12.25
ラッキーなストライクの思い出
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 英語で「ラッキーなストライク」とはなんのことですか、と訊かれて正しく答えることの出来る人は、少ないのではないだろうか。ラッキーもストライクも、片仮名書きされて日本語になって久しい。もとは英語だなどと思う人も、もはやいな…
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