二国間で解決がはかられている問題に、日本は関与しないほうがいいという考えです

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●9/11〜9/17

 少なくともこのくらいのことは、言いよどみや言いなおし、そして間違いはもちろんなしに、きちんと完結した正しい文章として、とっさに言えるようであれば、コミュニケーションの手段としての英語を、その人は充分に使える状態にあると言っていい。

 英語の例文はひとまずは一例に過ぎない。しかし、ひとつの例であると同時に、こうとしか言いようのない、普遍的と呼んでもいいほどの、基本的な言いかたでもある。

 主語のJapanが、とにかく冒頭に位置している。すべてはここから始まる。すべてとは、この場合は、こういう内容のことを言いあらわすために必要な、いくつかの言葉の並びかたのぜんたいだ。だからこの主語が、そこから以後のすべてを規定している。

 その主語はまず、would ratherという言葉の使いかたのなかを、通過していく。それから動詞であるbe involved inを否定型で引き受け、いちばん最後にあるon their ownというひと言へと、密接につながっていく。

片岡義男の Answer:Japan would rather not be involved in where two nations are trying to work things out on their own.

(毎週月曜更新|『英語で言うとはこういうこと』角川oneテーマ21、2003年所収)


2017年9月11日 00:00